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レーザー治療
アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療について
アレルギー性鼻炎に対して炭酸ガスレーザーを鼻粘膜に照射します。
術前の局所麻酔が30分、手術時間は片側で5分程度です。
松吉 秀武, 後藤 英功:当院における通年性アレルギー性鼻炎に対する炭酸ガスレーザーによる短期治療成績:耳鼻咽喉科・頭頸部外科83 (4):305-311; 2011
内容:今回当院において薬剤無効の通年性アレルギー性鼻炎症例に対して炭酸ガスレーザーによる下甲介粘膜焼灼術を行い、その治療効果の評価を行った。同時に一側のみ焼灼術を行った場合と、両側を行った場合との成績の検討も行った。術後2カ月目の有効率 (両側施行例) は鼻閉85%、鼻汁72.7%、くしゃみ78.9%であった。他報告と比較し、ほぼ同程度の治療成績であった。術前後でのVASスコアを症状別に比較したところ、鼻閉が主訴の場合については下甲介粘膜焼灼術を両側施行すべきと考えた。また鼻汁、くしゃみについては一側のみの治療でも有効であると考えられた。
新型の炭酸ガスレーザー 15Zuを導入しました。
パイプ型ハンドピース2.0の特徴
①パイプ外径が従来品(2.5mm)より0.5mm細い為・・・
*鼻腔内径の狭い患者さんにもレーザー照射がし易くなりました
②パイプにはCO2レーザー光の伝送効率が良い特殊な導光パイプを使用することで・・・
*より効率的なレーザー導光が可能となり、蒸散力が高まりました